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歯周再生治療の発展
歯周再生治療の発展 GTRは16年以上の臨床的歴史のなかで、当初の欠点が改良され発展してきました。当初は非吸収性膜が用いられ、歯肉弁で覆われたGTR膜が術後露出してきたりして感染を起こしたり、再生が起らなかったりする合併症の問題がありました。適用症の選択や、術者の技術的な技量の差で結果が左右される問題がありました。通常の歯周外科処置でも数ミリは再生することに比べるとGTR法は欧米などの歯周病専門医以外は、一般の患者さんが実感できるほどの大きな差がなかったとも言えます。 当初は足場だけの再生療法では限界があることがわかり、今日では、歯槽骨欠損部に人工骨材料を充填したり、エムドゲイン(歯周組織再生誘導材料)など、骨再生を促す増殖因子であるタンパク酵素や、骨誘導成長因子などの薬品を併用して、予知性の高い歯周再生療法が確立してきました。