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健康な歯とは?見えない部分が肝心です
歯周病の原因となる細菌の分類
歯周病の原因となる細菌の分類

歯周病は細菌が原因です。


ピロリ菌の発見でその除菌療法を行うことで、胃潰瘍や、胃癌の発症が劇的に軽減され、今日内科では確立された療養になりました。 歯周病もプラークや歯石のなかに潜む細菌がさまざまな毒素を出して、歯ぐきや歯槽骨を侵していく、それが歯周病です。


歯周病にも病態のタイプがあり、関連した特異的な細菌の種類まで解明されてきています。それが今日簡単な歯周病細菌検査で判定できます。侵襲性歯周炎や、歯周外科の介入の判定、確定的処置後の治療効果の判定などに非常に有効です。またその結果をもとに、抗菌剤を用いた抗菌(除菌)療法が行えます。


しかし、歯周病細菌は歯肉の中で歯石などのバイオフィルを形成して生息しているために抗菌剤だけの治療では難しいことも分かっています。
そのためには見えないところに形成された歯石などのバイオフィルムの徹底した除去を施すことが最も重要です。そして歯石が形生されにくくするために深い歯周ポケットの除去、歯を支えている歯槽骨の再生、清掃しやすい歯並び、歯冠修復など徹底した歯周環境整備を終えた上でPST(専門的なメインテナンス)を継続していくような予防が重要です。自覚症状が出てくる前に徹底した歯周専門検査のもとで適切な処置を受けられることが大切です。